石川つづれ

つづれ織りの名門、石川つづれさんです。

石川社長に案内していただきました。

石川つづれさんのつづれ帯の9割は名古屋帯になります。一重太鼓の方が軽くて絞め易いからです。

つづれ織は格の高い織物なので第一礼装(留袖)の際、名古屋帯で締めていただく事のできる帯です。

例えば、叙勲の拝謁式でのお召し物は、着物の場合「色紋付」と指定がありますが、それに合わせて締めていただく事ができます。

また「大島紬につづれの帯が…」と歌にもありますように普段着、街着、しゃれ着に合わせたり、茶会、発表会などのお席には、品格のある柄やストーリーのある柄がとても人気があります。

いろいろな場面で、つづれ帯はお締めいただくことが出来ます。合わせるお着物によって、おしゃれ用・格式の高い礼装用など使い分けて下さい。

石川つづれさんでは、袋帯・単衣帯・絽つづれ帯・黒共・法事帯など、つづれ織の組織で作れるものを製造してます。

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